活版印刷体験

文京区にある印刷博物館で活版印刷を体験してきました。

 

活版印刷とは1文字1文字、活字(金属製のハンコ)を選んで組み合わせ、

そこにインクをつけて紙に押しあてて印刷する方式のこと。

約550年前に発明されたものだそうです。

 

学芸員さんの説明を聞いて、体験教室がスタート。

今回はコースターに、自分の好きな文を印刷します。

 

印刷する文を決めたら、まずは活字選び。

printing_museum001

この数ある活字の中から、1つ1つ手で拾っていきます。

サイズや形の異なる活字が並び、選ぶのに時間がかかります。

 

次に、拾った活字を木の枠に並べ、文を完成させます。

空白の部分にも、金属を入れて動かないように調整。

職人になった気分になります。

printing_museum002

 

文が完成したら、木の枠を印刷機に装着。

活字にインクをつけたら、印刷機のハンドルをグッと力強く下げて、

紙に活字を押しあてます。

printing_museum003

printing_museum004

 

そして完成!

おお。文字がくっきり見える。

2013-09-03 12.34.07

 

ちゃんと、印刷した文字の部分がへこんでいる。

2013-09-03 14.00.06

 

「活版印刷が好きだった」という話をよく耳にしますが、

今回の体験を通して、そのことがよくわかった気します。