高級特殊印刷用紙(ファインペーパー)の老舗、
(株)竹尾さんのお店へ行ってきました。
御茶ノ水駅から徒歩10分ほどの所にある「見本帖本店」は
白でまとめられた明るい店内に、グラデーション別に様々な色や質感の紙が並んでいます。
(その数なんと300銘柄、2,700種類だそうです!)
繊細な色合いで移り変わる美しい紙に囲まれて、無性にわくわくしてしまいました。
手に取ってみると、やはり一つ一つに個性があって、
紙それ自体が作品なのだと感じました。
紙に付けられた名前も興味深くかわいらしいものが多くありました。
たとえば、「ポルカ」という名前は紙の中に漉き込まれたチリを
水玉(polka dot)に見立てて名づけられたそうです。
本を作る際には、どのような紙に印刷されるのかということも大切なな要素になりますが、
竹尾さんを訪れて、紙の世界の奥深さを知ることができ、とても刺激を受けました。
お店の2階はショールームでイベントも行われるようなので、今後も定期的に足を運んで
進化する紙の世界について勉強したいと思います。